鬼について

節分の日には、一部の地域を覗いて、豆をまかれて、追い祓われてしまう鬼ですが、仏教が伝わってくる前の古代日本においては、鬼は悪い存在とは限らなかったようです。

オニとは、オン(陰)という言葉が変化したものと考えられ、鬼(オニ)とは、形の見えない霊魂のような存在と考えられていました。

日本古来の山岳信仰では、人が亡くなるとその霊が山にとどまり、山の神様になるとされ、鬼は自分たちを守ってくれる先祖の霊だと考えられていました。しかし、御先祖様をないがしろにすると、怨霊となって災いをもたらすと信じられていました。

そんな両面を持つ鬼が、仏教の伝来とともに、地獄の鬼のイメージと重なるようになり、恐ろしいイメージだけが印象づけられ、鬼=悪という意味になったようです。

しかし、地域によっては、鬼は自分たちを守ってくれる存在として祀られていたり、また、豆は退治するためのものではなく、お供え物として捧げるというところもあるようです。

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2011年1月9日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:鬼 お面

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